研究の話
水素の研究は、いまどこまでわかっているのか。正直に書きます
2026年8月20日
監修:松浦大典(Alain代表)

こんにちは、Alain代表の松浦です。
この記事は水素吸入機の販売とレンタルを10年以上つづけている、株式会社Alain Originが運営しています。
今回は「水素の研究は、実際どこまで進んでいるのか」を、わかっていないことも含めて正直にまとめます。
水素って、正直あやしいと思っていました。ちゃんとした研究はあるんですか?
研究はあります。ただ、わかっていないことも同じくらいあるので、両方お伝えしますね。
水素の医学研究は、2007年の1本の論文から広がりました。
それ以前は「体のなかで何もしない気体」と考えられていました。
はじまりは、2007年の1本の論文でした
2007年、日本医科大学の太田成男教授たちのグループが、Nature Medicine という医学の雑誌に論文を出しました。 「水素は、体のなかにある活性酸素のうち、悪さをするものだけを選んで反応する」という内容です。
活性酸素にはいくつか種類があって、じつは体を守るために必要なものもあります。 水素はそちらには手を出さず、害の大きいものにだけ反応した。それがこの論文のポイントでした。
この論文をきっかけに、水素をあつかう研究は世界で急速に増えました。
日本の病院でも、試験が行われたことがあります
2016年12月、心停止後症候群に対する「水素ガス吸入療法」が、厚生労働省の先進医療Bとして承認されました。 心臓が一度止まり、蘇生したあとに意識が戻らない、きわめて重篤な状態が対象です。 国内15施設が参加する多施設共同試験として実施されました。
ご確認ください
ここで使われたのは、医療機関で管理された2%の水素添加酸素です。 市販の水素吸入機とは、濃度も使用目的も管理体制もまったく異なります。 また、この技術はその後、先進医療Bの一覧からは取り下げられています。
「先進医療にもなった技術だから効く」という説明は、正確ではありません。
わかっていることと、わかっていないこと
誠実に整理すると、いまの水素研究はこういう状態です。
わかっていること:反応のしくみは示されている
水素分子が特定の活性酸素と反応することは、実験室レベルでくり返し確認されています。 分子が小さく、細胞のなかまで入っていける点も水素の特徴です。
わかっていないこと:どれだけ吸えばいいか
何ml/分を、1日何時間、何か月続けるとよいのか。この「至適条件」は定まっていません。 研究ごとに濃度も時間もばらばらで、そのまま日常の使い方には当てはめられません。
わかっていないこと:長期に使ったときの評価
数年単位で毎日使い続けたときにどうなるかを追った大規模な研究は、まだ多くありません。 安全性の報告は積み重なっていますが、効果の評価はこれからの分野です。
「医療機器だから効く」とは言えません
これはいちばん大事な前提です。
市販の水素吸入機のなかには、一般医療機器(クラスI)として届け出られている機種があります。 ただしクラスIの「届出」は、製造販売業者による自己認証です。登録認証機関の「認証」でも、 厚生労働大臣の「承認」でもありません。届出の内容も、多くは「加湿・加温したエアロゾルミストを発生させる装置」 といった記載で、水素吸入の有効性が審査されているわけではありません。
つまり、届出があることは「効果が国に認められた」ことを意味しません。 特定の病気を診断したり、治療・予防したりする目的の機器ではなく、そう説明することもできません。
「がんが治る」「病気が消える」といった説明をする販売者がいれば、それは適切ではありません。治療中の方は、必ず主治医にご相談のうえでご検討ください。
正直に書いてあると、かえって信用できます。
わからないことをわからないとお伝えするほうが、結果的にご納得いただけると思っています。
だからこそ、まず自分の体で確かめてほしいと考えています
研究の結論を待つあいだも、生活は続きます。
水素吸入は、続けた方が「朝の起きやすさが違う」「寝つきが変わった」と話されることの多い習慣です。 これは効果の証明ではなく、あくまで個人の感想です。
だからこそ私たちは、いきなりの購入をおすすめしていません。 体験会やレンタルで、まずご自身の体と生活で確かめてください。 期間を決めて記録をつけていただくと、感覚だけに頼らず判断できます。
機器のえらび方は水素吸入機の選び方にまとめています。
出典
Ohsawa I, Ishikawa M, Takahashi K, et al. “Hydrogen acts as a therapeutic antioxidant by selectively reducing cytotoxic oxygen radicals.” Nature Medicine. 2007;13(6):688–694.
https://www.nature.com/articles/nm1577
先進医療B「院外心停止後患者に対する水素ガス吸入療法」:厚生労働省 先進医療会議 資料(2016年)。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000146533.pdf
よくある質問
水素吸入は病気の治療になりますか?+
副作用はありますか?+
どのくらい続ければ変化がわかりますか?+
水素を、まず試してみたい方へ
この記事は水素吸入機の販売とレンタルを10年以上つづけている、株式会社Alain Originが運営しています。
東京・二子玉川での体験、ご自宅でのレンタル、いずれもご案内できます。
買うかどうかは、実際に試してから決めてください。

この記事の監修
松浦 大典
株式会社Alain Origin 代表
水素吸入機の販売とレンタルに10年以上たずさわってきました。 「数で確かめてから選ぶ」を方針に、機械の濃さ・1分で出る量・かかるお金を、実際の数字で比べてお伝えしています。 売り込みはしません。合わないと思ったら、そのようにお伝えします。
迷われたら、まず3分の診断からどうぞ。合わないと思われたら、それも収穫です(^^)
Alain代表 松浦大典迷ったら、まず3分の診断から。
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