からだのこと
「夜中に目が覚める」が増えたら。睡眠は“時間”より“休養感”で整える
2026年8月27日
監修:松浦大典(Alain代表)

こんにちは、Alain Originです。今回は「夜中に目が覚める」「朝、すっきり起きられない」という、40代を過ぎたころから増えてくる変化について書きます。
最近、夜中に2回くらい目が覚めるんです。若いころはこんなことがなかったので、どこか悪いのかと心配で。
ご心配ですよね。ただ、40代を過ぎて夜中に目が覚める回数が増えるのは、多くの方に起きている自然な変化でもあるんです。
そうなんですか。じゃあ、もっと早く寝たほうがいいですよね?
それが、逆に働くこともあるんです。今日は「何時間眠るか」より先に見るところを、順番にお伝えしますね(^^)
40代からの眠りは、長さを足すより「朝、休めた感じがあるかどうか」で整えるほうがうまくいきます。
40代を過ぎると、眠りは自然に「浅く・短く」なっていきます
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に、脳波で厳密に測った夜の睡眠時間の変化が載っています。15歳前後で約8時間、25歳で約7時間、45歳で約6.5時間、65歳で約6時間。成人後は20年ごとに30分程度のペースで、実際に眠れる時間は短くなっていきます。
年齢と、夜に実際に眠れる時間
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」より。脳波を用いた研究にもとづく目安です
いっぽうで、寝床にいる時間は逆に増えていきます。20〜30代では7時間程度ですが、45歳以上で徐々に増え、75歳では7.5時間を超える傾向があります。同じガイドは、必要な時間以上に寝床で過ごすと「途中で目が覚める回数が増える」「熟眠感が減る」と述べています。目が覚めるから長く寝床にいる、長くいるからまた目が覚める。この往復が起きやすいのが40代からです。
国も見方を変えました。大事なのは長さより「睡眠休養感」
2024年2月、厚生労働省は10年ぶりに睡眠の指針を改訂し、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を出しました。いちばん大きな変更は、睡眠時間という「量」だけでなく、睡眠休養感(睡眠で休養がとれている感覚)という「質」を、同じ重さで並べたことです。
睡眠ガイド2023 成人版の推奨事項
- 睡眠時間
- 個人差はあるが、6時間以上を目安に確保する
- 睡眠休養感
- 食生活・運動などの生活習慣や寝室の環境を見直して高める
- 不調が続くとき
- 生活習慣の改善に取り組みつつ、病気が潜んでいる可能性にも留意する
「睡眠で休養が十分にとれていない」人の割合
健康日本21(第二次)最終評価より。目標に届かず「悪化」と評価され、とくに50歳代で増え方が大きいとされています
眠れていないのか、休めていないのか。ここを分けて考えると、やることが変わります。
まず整えるのは3つだけ。朝の光、入浴のタイミング、カフェインの締め切り
睡眠ガイド2023の参考情報から、今日の夜と明日の朝で変えられるものを3つだけ選びました。どれも睡眠時間を増やす話ではないので、忙しい方でも取り入れやすいはずです。
朝の光を、部屋に入れる
起きたらカーテンを開けて朝日を入れ、日中もできるだけ日光を浴びてください。体内時計が整い、夜のメラトニン(眠りを促すホルモン)の分泌が増えます。目安は1,000ルクス以上。曇りの日の屋外でも届く明るさです。
入浴は、寝る1〜2時間前に
湯につかると手足の血管が広がって熱が逃げ、体の内側の温度が下がりはじめます。この下がりぎわが寝つきやすい状態です。実生活での研究でも、就寝の約1〜2時間前に入浴した場合のほうが速やかに寝つけたと報告されています。
カフェインは、夕方で締め切る
1日の合計は400mg(ドリップコーヒーで4杯・700cc程度)までが目安です。代謝には個人差があり、日本人の血中半減期は3〜7時間。19時にコーヒー1杯強(100mg)をとると、24時になっても半分が残っている計算になります。
「早く寝る」より「起きる時間を固定する」ほうが、続きます
眠れないと、つい早く寝床に入りたくなります。けれど寝床にいる時間を伸ばすと、かえって途中で目が覚める回数は増えます。変えるなら、入る時刻ではなく出る時刻です。起きる時刻を1つ決めて、平日も休日もそこをそろえる。動かすのはここだけで大丈夫です。
平日の不足を休日に取り戻す「寝だめ」も、ガイドでは否定されています。休日の起床時刻が大きくずれると体内時計が混乱し、海外旅行と同じような時差ぼけ(社会的時差ボケ)が起きるためです。休日に長く眠らないともたない日が続くなら、それは平日の睡眠時間が足りていないサインだと考えてください。見直すのは平日のほうです。
夜中に目が覚めたとき、やらないほうがいいこと・やっていいこと
目が覚めたあと、寝床で「早く寝なければ」と考えている時間が、いちばん眠りを遠ざけます。ガイドにも「寝床で考えごとをするのは避けましょう」と書かれています。眠れないときは、いったん寝床を離れてしまってかまいません。5分でも10分でも、別の場所で静かに座って、眠気が来たら戻る。それだけです。
夜中に目が覚めたときの、やめること・やっていいこと
- 時計を見て残り時間を数える
- やめる。焦りが目を覚まさせます
- 寝床でスマートフォンを見る
- やめる。強い光がメラトニンを抑えます
- 眠れないまま寝床で粘る
- やめる。寝床が「眠れない場所」になっていきます
- いったん寝床を離れる
- やっていい。静かで暗めの、安心できる場所で安静に
- 眠気が来てから寝床に戻る
- やっていい。ガイドがすすめている手順です
いびき、脚のむずむず、2週間以上続く不眠——受診を考える目安
ここまでは、生活を整えれば変わる範囲の話です。整えても変わらないときは、睡眠障害が隠れていることがあります。50歳代以降は、不眠症・閉塞性睡眠時無呼吸・むずむず脚症候群などの頻度が上がります。厚生労働省のe-ヘルスネットによれば、何らかの不眠症状は一般成人の30〜40%、60歳以上では半数以上に認められます。
こんなときは、一度相談を
- 大きないびき/息が止まると言われた
- 閉塞性睡眠時無呼吸の可能性。日中の強い眠気を伴うことがあります
- 夕方から夜に脚がむずむず・ざわざわ
- むずむず脚症候群の可能性。動かすと軽くなるのが特徴です
- 十分眠っても休めた感じがない
- 睡眠休養感の低下。背景に病気があることもあります
- 不眠と日中の不調が続く
- 週3日以上が3か月以上で慢性不眠症とされます。2週間続いたら相談で大丈夫です
続ける工夫は、意志ではなく「決めごと」を1つ作ること
やることが多いと感じた方もいると思います。全部やらなくて大丈夫です。続いている方がやっているのは、たいてい1つだけです。「起きる時刻を決める」か、「夜の同じ時間に、同じ場所で30分過ごす」か。どちらかを決めごとにしてしまいます。意志でがんばるのは毎晩その都度の判断になりますが、決めごとは一度決めたら毎晩は考えません。
たしかに、毎晩「今日は早く寝よう」と思って、できていませんでした。
多くの方がそうです。時刻を決めて、その30分に何をするかまで決めてしまうと、ぐっと楽になりますよ(^^)
夜の30分を、静かに座って過ごす時間にしてみる
その30分の中身は、読書でもストレッチでも、白湯を飲むだけでもかまいません。私たちがお手伝いしているのは、その時間に水素吸入を選ばれている方です。鼻に細いチューブをつけて座っているだけなので、本を読みながらでもできます。「毎日同じ時間に、同じ場所に座る」という決めごとと相性がよい、というのが選ばれている理由です。ここでは、時間と量と費用の話だけをします。
DH-Pro(型式DH600-P)の数字
- 1回あたりの時間
- 30分〜1時間が目安。座ったままで、途中で外せます
- 水素生成量
- 最大600mL/分(吐出口2口の合計)/1口あたり最大約300mL/分
- 2人で使うとき
- チューブは1人1本(共有はできません)。2人同時なら1人あたり最大約300mL/分
- 月々の費用
- レンタルは月15400円から(機種・契約期間で変わります)。体験会は有料です
ご確認ください
治療中の方・妊娠中の方は、まず主治医にご相談ください。
気になった方は、LINEの無料相談から。3分の診断で、いまの生活に合う使い方をお伝えします。
出典
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(令和6年2月)https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf / 厚生労働省 睡眠対策 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html / 厚生労働省 e-ヘルスネット「不眠症」https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-001.html / 厚生労働省「健康日本21(第二次)最終評価」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kenkounippon21.html | DH-Pro(型式DH600-P)の仕様は当社カタログ値です。一般医療機器(クラスI)/販売名「加熱式ネブライザ DH-Pro」/届出番号 27B2X90003000007。クラスIの届出は製造販売業者による自己認証であり、国が水素吸入の有効性を審査・承認したものではありません。本記事は健康情報の紹介であり、特定の疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。
よくある質問
夜中に目が覚めるのは、年齢のせいでしょうか?+
睡眠時間は、何時間とればいいですか?+
眠れないとき、寝床で目を閉じて休んでいるだけでも意味がありますか?+
どのくらい続いたら、病院に相談すればいいですか?+
寝る前の30分は、何をして過ごすのがいいですか?+
水素を、まず試してみたい方へ
この記事は水素吸入機の販売とレンタルを10年以上つづけている、株式会社Alain Originが運営しています。
東京・二子玉川での体験、ご自宅でのレンタル、いずれもご案内できます。
買うかどうかは、実際に試してから決めてください。

この記事の監修
松浦 大典
株式会社Alain Origin 代表
水素吸入機の販売とレンタルに10年以上たずさわってきました。 「数で確かめてから選ぶ」を方針に、機械の濃さ・1分で出る量・かかるお金を、実際の数字で比べてお伝えしています。 売り込みはしません。合わないと思ったら、そのようにお伝えします。
迷われたら、まず3分の診断からどうぞ。合わないと思われたら、それも収穫です(^^)
Alain代表 松浦大典迷ったら、まず3分の診断から。
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